「住宅ローン7,000万円台…月々の返済はいくら?本当に払っていける?」
「銀行審査には通りそうだけど、漠然とした不安がある…」
「育休・時短・金利上昇…実際に同じくらい借りた人は後悔していないの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事を書いている私たち、りの夫婦は、実際に7,360万円の住宅ローン(ペアローン)を組みました。借入当時の世帯年収は1000万円台前半です。
支払い開始直後に妻が産休・育休に入り、世帯収入は減少。さらに変動金利の上昇もあり、不安を感じる場面は何度もありました。
結論から言うと、余裕はないものの、きつくはありません。理由は以下の3つです。
- 実質住居費(24万円)が、手取り額に対して危険と言われる水準ではない
- 毎月の貯蓄・投資信託に加え、外食やおでかけの余裕もある
- 子どもが産まれる前に積み上げた貯蓄・資産があるので、精神的な余裕がある
ただし前提として、子どもはまだ1人・1歳でお金がかかりにくい時期というのはあります。これが2人・3人になったときは今より確実に家計は引き締まります。
この記事では、7,360万円借りた共働き夫婦のリアルな実質住居費と、「返済していてしんどいか」「後悔していない理由」を正直にお伝えします。
また、実際に返済が始まってから「もっと事前に考えておけばよかった」と後悔した点も含めて、7,000万円ローンを組む時の注意点もお伝えします。
- 我が家の実質的な月住居費は約24万円(ローン返済+管理費等+固定資産税)
- 「借りられるか」より「実質住居費を払っても無理なく暮らせるか」が重要
- 「最悪売れる家」=資産性が維持できる家を選ぶことが最大のリスクヘッジ
- 金利上昇・育休・時短勤務まで含めて試算しておくべき
- 7,000万円払うなら、資産性と納得感の両方が大事
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りの夫婦
- 住宅ローン借入総額7,360万円(頭金0円)を実額公開
- 夫婦50:50のペアローンで変動金利を選択。金利上昇も経験済み
- 希望エリアの新築は高額すぎて断念
- 築35年の中古マンションをリノベし、子供と3人で快適に生活中
7,000万円ローンは年収いくらから現実的か

この章を飛ばして、筆者のリアルなお金の話から読みたい方はこちらをクリック
住宅ローンの返済比率の目安は、手取り年収の25〜30%以内とされています。
7,000万円を35年・変動金利0.9%で借りた場合の月返済額は約19〜20万円。年間で約230〜240万円になります。
これをもとに逆算すると、
| 世帯年収 | 年間返済額 | 返済比率 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 800万円 | 約240万円 | 約30% | やや高め |
| 1,000万円 | 約240万円 | 約24% | 現実的 |
| 1,200万円 | 約240万円 | 約20% | 余裕あり |
ただしこれはローン返済のみの比率です。管理費・修繕積立金・固定資産税まで含めると月約24万円(年約288万円)になるため、実質住居費ベースで計算することが重要です。
我が家は1,000万円台前半ですが、「かなり余裕がある」という感覚ではありません…
また、ここでの数字はあくまで一般論です。実際は、家族構成・共働き状況・管理費・教育費・働き方によって、同じ年収でも住居費に使える金額はかなり変わります。
ここからは、実際に世帯年収1,000万円台前半で7,360万円を借りた我が家のリアルな支出額や、「実際どう感じているか」を公開します。
【返済額は月々いくら?】我が家のリアルな数字を公開


借入総額は7,360万円、頭金0円・世帯年収は1000万円台前半
| 住宅ローン借入総額 | 7,360万円 |
| 物件+リノベ費用 | 約6,980万円 |
| 諸経費 | 約480万円 |
| 借り方 | 夫婦50:50のペアローン |
| 頭金 | 0円 |
| 借入期間 | 35年 |
| 金利タイプ | 変動金利 |
| 現在の金利 | 0.845%〜0.920% |
| 現在残高(概算) | 約7,111万円 |
| 世帯年収(購入当時) | 1,000万円台前半 |
当時は、夫単独では希望する物件価格のローンが難しかったため、ペアローンを選びました。住宅ローン控除を最大限利用したかったのも理由です。
「諸経費480万円」の存在感が想像以上に大きかった
我が家は、物件価格+リノベ費用だけで見ると約6,980万円。
当初は「7,000万円以内に収まっている」と思っていたのですが、実際には仲介手数料・登記費用・ローン関係費用などの諸経費がかかります。結果的に、諸経費約480万円を含めた住宅ローン総額は7,360万円になりました。



諸経費って結構かかる!
- 仲介手数料
- 登記費用
- ローン関係費用
- 火災・地震保険
- 固定資産税精算金
諸経費は「想定外の追加費用」というより、住宅購入では一般的に発生するコストです。目安としては物件価格の約5〜7%。我が家の場合もその範囲内で、結果として約480万円となりました。
35年ローンの実質住居費は、月々約24万円
我が家の実際の毎月の支出は以下の通りです。
| ローン返済(夫婦合計) | 月 約19,1万円 |
| 管理費・修繕積立金等 | 月 約3,7万円 |
| 固定資産税 | 月 約1.1万円(年約13万円) |
※ローン返済は夫婦合計の概算。ボーナス払いなし。管理費・修繕積立金等にはトランクルーム代1,200円を含む
合計すると、実質的な住居費は月約24万円です。私たちは頭金なしで購入したため、毎月の返済額が大きめです。
月約24万円という金額だけを見ると高く感じます。ただ、我が家が住んでいるエリアで同じような広さの3LDKを賃貸で探しても、家賃20万円超えは珍しくありませんでした。
もちろん、持ち家なら固定資産税や修繕費などの負担もあります。それでも、立地や間取りに納得したうえで住めていることを考えると、現時点では後悔はしていません。
単純な物件価格と実際の支払額は大きく違うことも多いです。以下のシミュレーターに気になる物件の情報を入れて確認してみてください!
\物件価格などを入力すると、住宅ローンの毎月支払い目安を自動計算できます/
住宅ローン「実際の毎月支払い」シミュレーター
物件チラシの情報を入力するだけで、毎月の支払い目安がわかります
7,000万円台ローンが「きついかも」と感じる3つの瞬間


きつくてどうしようもない、ということはありませんが、「我が家、大丈夫かな?」と、不安に感じる瞬間はあります。
①毎月24万円が出ていく現実にハッとするとき
普段は普通に生活していても、ふと「毎月24万円払ってるんだよな」と現実に戻る瞬間があります。特にSNSで「年収◯円で7,000万は借りすぎ」「ペアローンは危険」といった投稿を見た後は、ちょっと焦ります。
振り回されたくないと思いつつ、やっぱり気にしてしまいます
ただ我が家の場合、この月24万円という住居費を出しているからこそ、今のエリアに住めているという側面が大きいです。
もし賃貸のままだったら、同じエリア・広さ・条件の家に住むことは現実的には難しかったと思います。購入が決まった時は、「自分たちがこのエリアに住めるんだ」とすごく嬉しかったのを覚えています。
住居費の負担は軽くありませんが、暮らしやすさや満足感はかなり大きいので満足しています。
②妻が時短勤務にした場合の手取り額を計算したとき
一番リアルに不安になったのはこれでした。フルタイム前提でローンを組んでいたので、「時短になったら結構きついかも」と途中で気づきました。
ローンを組む前に、もっとしっかり想定しておくべきでした。
結果的に、時短ではなくフルタイムで働き続けられる方法を模索し、妻はフルリモートの企業に転職しました。住宅ローンが働き方を見直すきっかけになりました。
③育休中に口座残高が減り続けたとき
育休手当は入ってくるとは分かっていても、入金までタイムラグがあります。その間、毎月口座残高だけが減っていくのを見るのはメンタルにきました。
育休を長く取る場合は、返済は問題ないか?シミュレーションすることが大切です。我が家の育休中の実情はペアローン返済中に妻が1年半育休を取った結果で詳しく公開しています。
私たちは結果的に乗り越えられたのですが、本来はローンを組む前に考えておくべきことだったと反省しています。



産休育休でもらえる金額はいくらか?時短勤務にしたら手取りはいくらか?は、あらかじめ考えておく必要がありそう


それでも7,360万円ローンを後悔していない理由3選


ここまで不安な面を多く紹介してきました。それでも、今のところ夫婦揃って「買ってよかった」と感じています。
家自体の住み心地や周辺環境が良いのはもちろんですが、それ以外で3点お伝えします。
FP相談で「現実的に返していけるか」を確認できた
契約前にFP相談を受けて、子ども2人の教育費・妻の収入減・老後資金まで含めてシミュレーションしました。
「絶対安心」とまでは思っていませんが、数字を見て判断できた&大丈夫だと太鼓判を押してもらえたのは大きかったです。
昇給もありますが、それを前提にしすぎないようにはしています。
「最悪売れる」家を選んだ
我が家は、将来的な住み替えも視野に入れていたので、立地や70㎡以上の広さを重視して選びました。実際、入居後の最近の査定では7,000万円以上、リノベーション内容を評価してくれる会社では8,000万円以上の査定が出ています。
もちろん、ここ数年の住宅価格上昇の影響も大きいですし、将来の価格は誰にも分かりません。ただ、「もし何かあっても売却できる」と思えることは、精神的に大きいと感じています。
査定の詳細はマンションは「売るつもりで買う」が正解?築35年リノベ物件の査定結果を公開にまとめています。
賃貸の家賃と比較して納得できた
月約24万円の住居費だけを見ると高く感じますが、同じような立地・広さの3LDKを賃貸で借りようと実際に探したところ、家賃20〜23万円前後の物件が中心で、条件の良いものはすぐ埋まっている状況でした。
賃貸なら払い続けても何も残りませんが、持ち家は残債が少しずつ減り、資産として残ります。
賃貸価格も上がっている現在では、自分の家を持っている安心感も大きいです。
3LDKで条件が揃った賃貸ってそもそも数が少ないんですよね…住宅価格が高騰しているからこそ早めに家を確保しておきたかったのです
\ 7,000万ローン組んで大丈夫か?相談できる! /
変動金利・固定金利、7,000万円ローンはどちらを選ぶべき?


7,000万円という高額なローンを借り入れる場合、金利はどちらを選ぶか悩みますよね。我が家は変動金利を選びました。
| 変動金利 | 固定金利(全期間) | |
|---|---|---|
| 現在の金利水準 | 0.3〜1.0%前後 | 1.8〜2.5%前後 |
| 月返済額(7,000万・35年) | 約18〜20万円 | 約22〜25万円 |
| 金利上昇リスク | あり | なし |
| 向いている人 | 金利上昇に備えた余裕がある | 預貯金に余裕がない・リスクを取りたくない |



金利って今後どうなるの…?
将来の金利は、正直プロでも正確には読めません。だからこそ、「どちらが得か」より、「仮に金利が上がっても払えるか」で考えることが大切です。
金利が2%になったら返済額はいくら?我が家の概算
もし金利が2%になった場合、我が家の支払い額はこんなイメージです。
※本試算では、将来の金利上昇シナリオの一例として2%を目安にしています(一般的な検討レンジの中間水準)。
| 項目 | 月額(概算) |
|---|---|
| ローン返済(金利2%時・夫婦合計) | 約24.3万円 |
| 管理費・修繕積立金等 | 約3.7万円 |
| 固定資産税(月割り) | 約1.1万円 |
| 合計(実質住居費) | 約29.1万円 |
※現在残高約7,111万円・残り返済期間33年台・元利均等返済での概算。実際の返済額は金融機関の見直し時期・条件によって異なります。あくまで我が家の場合の参考値です。
今より、月5万円くらい増える計算です。
正直、かなり重いな、というのが率直な気持ちです。今から家計管理など対策していかなければ…!
振り返ると、我が家も契約前にこの試算はもっとちゃんとやっておくべきだったと思っています。当時は超低金利の空気が強く、金利上昇をあまり深刻に考えていなかったのが正直なところです。
だからこそ、これから借りる方には必ず確認してほしいです。
返済がきつくなったときの対処法|我が家が考えていること


万が一返済が苦しくなった場合、以下の順番で対処しようと考えています。
① 家計管理を引き締める
まず最初に考えているのは、固定費を中心に家計を見直すことです。我が家も出産をきっかけに家計管理を見直し、「何にいくら使っているのか」を夫婦で把握するようになりました。
特に住宅ローンを組むと、「なんとなく支出」の積み重ねが家計を圧迫しやすくなります。子どもの成長やライフスタイルの変化によって必要なお金も変わっていくため、定期的に家計を見直す予定です。
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② 金利差が大きければ借り換えを検討する
変動金利が大きく上がり、条件が良い銀行があれば借り換えも選択肢だと思っています。
ただ、諸費用(30万円〜100万円程度)もかかるので、「絶対得」とは限らないのが難しいところです。
③ それでも厳しければ、売却も視野に入れる
我が家は「売却できる」という選択肢を持てるよう、資産性を重視して物件を選びました。
むしろ「最悪売れる物件」を選べなかったら、7,000万の住宅ローンを組む決断はできなかったと思います。
もし状況が変わったら、
- 売却
- より小さい家への住み替え
- 賃貸へ戻る
こうした選択肢があるので、今は比較的安心して暮らせています。
7000万円ローンで後悔しないために、契約前に確認したいこと


私たちが実際に7,360万円を返済していて感じるのは、「借りられるか」と「安心して暮らせるか」はかなり違う、ということでした。
特に、
- 時短勤務時の手取り
- 育休中の家計
- 金利上昇時の返済額
は、契約前にもっと具体的に確認しておけばよかったと感じています。
今なら、契約前に特にこのあたりを確認します。
| 7,000万円のローンを組む前に!確認すべきチェックリスト |
|---|
| 1. ローン返済だけでなく、管理費・修繕積立金・固定資産税まで含めた「実質住居費」で払えるか |
| 2. 時短勤務・育休など、片方の収入が減った場合でも払えるか |
| 3. 金利が2%前後になった場合、返済額がどこまで増えるか |
| 4. 諸経費込みの総額で、本当に予算内か |
| 5. 資産性は維持できそうか(最悪売れるか) |
| 6. 7,000万円払うほど、その家に納得できているか |
私たちは確認が甘かった部分があるので、皆さんは上記を必ずチェックしてください!


7,000万円ローンが現実的な人・慎重に考えたい人


我が家の体験をもとにすると、7,000万円台のローンが成立しやすいのは、あらゆるパターンを想定してシミュレーションできている人だと考えます。以下の表にまとめましたので、自分がどちらに当てはまるか確認してみてください。
| 現実的な人 | 慎重に考えたい人 |
|---|---|
| 実質住居費で家計を考えられる | ローン返済額だけで判断している |
| 共働き収入が減る前提でも試算している | 「今の共働き収入なら大丈夫」と考えている |
| 金利上昇時の返済額まで確認している | 金利上昇を想定していない |
| 資産性が落ちづらい家を選べる | 将来の売却のしやすさを考慮していない |



我が家も現実的に払っていけるのか、シミュレーションしてみよう〜
\ 7,000万円のローンを組んでOKがプロが判定! /
7,000万円の住宅ローンに関してよくある質問


- 7,000万円の住宅ローン、世帯年収1,000万円前半でも大丈夫?
-
我が家は余裕ではありませんが、毎月貯蓄もできていて、ローンが家計を圧迫しているという感覚は今のところありません。
ただし、ローン返済だけなら成立しても、
- 管理費
- 修繕積立金
- 固定資産税
- 子育て費用
まで含めると、体感はかなり変わります。
特にペアローンの場合、育休・時短勤務まで含めて考えておかないと、「思ったよりきつい」と感じやすいと思います。
繰り返しになりますが、収入が減っても払える家計になっているかがかなり重要だと思います。

りのつま

今後教育費は確実に増えるので、今のうちに貯蓄を増やしておきたいと思っています!泣
- ペアローンで片方が育休・時短になったら返済できなくなる?
-
我が家も購入後に妻が約1年半育休を取得しましたが、今のところ返済は問題なく続けられています。
個人的には育休期間よりも、時短勤務時の手取り減少の方が長期にわたるため、影響が大きいと感じました。
ペアローンは「今の共働き収入」で考えるのではなく、収入が減った場合までシミュレーションしておくことが大切です。
- 変動金利が上昇したら返済できなくなる?
-
正直これは今でも不安です。返済できなくなるほどのことはなくても、家計には打撃ですよね。
数万円の上昇で払えなくなる、というのは考えづらいですが、「金利は上がるもの」として考えておくくらいでちょうど良いと思います。
繰り返しになりますが、「今の金利なら払える」ではなく、「金利が上がっても払えるか」で考えるのが大事だと思っています。
- 頭金なしで7,000万円借りるのはリスクが高い?
-
我が家は頭金0円で購入しました。結果的に、「手元資金を残しておいて良かった」と感じています。
実際、出産・育休・家具家電購入など、家を買った後にもかなりお金は動きました。
もちろん返済額は増えるので、万人におすすめできるわけではありません。ただ、我が家の場合は「頭金を入れて貯金が減る不安」のほうが大きかったです。

りのおっと

購入当時は超低金利だったので、投資を優先したと言う背景もあります…汗
- 7,000万円ローンで後悔している人はどんなケース?
-
実際によくあるのは、
- 共働き前提で組んだが、育休・時短で家計が苦しくなった
- 管理費・修繕積立金・固定資産税まで想定できていなかった
- 金利上昇時の返済額をシミュレーションしていなかった
というケースです。
我が家も、事前に「収入が減っても払えるか」を考える重要性を、購入後に実感しました。
我が家の結論|7,000万円ローンは「何かあっても破綻しないか」のシミュレーションが重要
我が家は7,360万円のローンにきついと感じる瞬間はありつつ、トータルで見て後悔はしていません。
- FPに相談してライフシミュレーションをしたこと
- 「最悪売れる」物件を買えたこと
- 7,000万円払う価値があると思える家に出会えたこと
この3つが大きかったと思っています。
今回ご紹介したチェックポイントも参考にしながら、「自分たちの場合はどうだろう?」とぜひ一度シミュレーションをしてみてください。


\ 7,000万円台のローンや家選びに悩んでいる方はこちら! /
リノベる。の無料相談会では、物件探しからリノベ費用、住宅ローンまでまとめて相談できます
本記事のシミュレーションは参考値であり、実際の返済額は借入金額・返済方式・金融機関によって異なります。住宅ローンの借入に際しては必ず金融機関・ファイナンシャルプランナーにご相談ください。









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