「20代でマイホームを買うって、早すぎて後悔しないかな…?」
「お金の不安が大きくて、決めていいか迷う」
「家の値段が上がっている今のタイミングで買って、高値掴みになったらどうしよう…」
20代でマイホームを考えていると、このあたりが気になって踏み出せずにいませんか?
この記事を書いている筆者、りの夫婦は、20代後半にペアローンを組み、築35年・72平米の中古マンションを購入+リノベーションしました。リノベ費用は1,700万円台後半、ペアローンです。
元々は新築マンションや戸建てを希望していましたが、予算の関係で諦めて、中古リノベを選びました。
結論から言うと、私たちは20代でマイホームを買って後悔していません。
でも、買う前はかなり不安でした。
- 給料や貯金の先行きが読めないなかで、ローンを背負って大丈夫かな?
- ライフスタイルが定まらないうちに一生の家を決めていいのかな?
- 高騰タイミングで高値掴みにならないかな?
──この3つの不安とどう向き合って、新築を諦めて中古マンション+リノベという選択にたどり着いたのか。住んで1年半の今、どう感じているのか、お伝えします。
この記事が、今マイホーム購入に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
- 20代でマイホームを買う前に感じたリアルな不安とその答え
- 「今買う」と決めた理由
- 新築をやめて中古リノベを選んだ理由と実際の満足度
- 家を買うときに見落としていた点、注意すべき点


りの夫婦
- 夫・妻・1歳児の3人家族
- 2024年に築35年・72㎡をフルリノベーション。入居後1年半が経過
- 都心アクセスが良いエリアで快適に生活中
- 新築を諦めて中古マンション+リノベにたどり着くまでの全記録を発信中
我が家のスペック詳細|リノベーション会社を経由して築35年物件を購入


私たちは、物件購入とリノベーションを一気通貫で行うリノベーション会社:リノベる。の資料をカンタン30秒でもらうを通じて、中古マンションを購入しました。
| 物件詳細 | 築35年以上、72㎡ |
| 駅 | 複数路線利用可の好アクセス駅 徒歩7分 |
| 耐震基準 | 新耐震基準(1981年以降) |
| 購入時期 | 2024年夏 |
| リノベーション内容 | フルリノベ(配管・間取り含む全面刷新) |
| リノベーション費用 | 1,700万円台後半(2024年当時) |
20代でマイホームを買う前に感じた3つの不安


購入を決める前、私たちが実際に抱えていた3つの不安です。
不安①|給料・貯金・転職…20代はお金の先行きが読めなくて怖い


20代はライフステージの変化が多い時期だと思います。転職やキャリアチェンジ、昇給のペース、産休・育休での収入減、貯金の積み上がり方──どれも、5年後10年後がはっきり読めません。



今の収入は安定していても、将来どうなるかわからないのに、ローンを組むのは怖い…
夫の職場は比較的安定していたものの、「本当にこのまま会社にいる?」「途中で転職したくなったらどうする?」という話は夫婦で何度もしました。妻側も、妊娠・出産・育休で収入が減るのは確実でしたし、復帰後も以前と同じペースで働けるかはわかりません。
20代って、今後の働き方が変わる可能性が高いですよね。その状態でローンを背負っていいのかな、と何度も考えました。
お給料が右肩上がりに増えていく保証もなければ、貯金がどこまで積み上がるかも読めない。その不確かさのなかで、数千万円のローンを組む決断をするのは、正直怖かったです。
不安②|ライフスタイルが定まらない20代で「一生の家」を決めていいのか不安


もうひとつ大きかったのが、「20代でライフスタイルが固まらないうちに、一生の家を決めていいのかな?」という迷いです。
もし子供が産まれたら保育園はどのエリアが入りやすいか、職場や実家との距離はどのくらいが最適か、そもそも子どもは1人なのか2人なのか──買う前はどれも未知数でした。
子供がいる生活がイメージできず、「家も子どもを産んでから考えた方がよかったかも?」と、何度も考えました。
今後転勤がある職場に転職したり、住みたいエリアが変わったりする可能性もあります。そんななかで定住する場所を決めるのは、やっぱり怖かったです。
不安③|マンション高騰中に買って、高値掴みで後悔したくない


買うことを考え始めた2024年は、不動産価格がグッと上がっているタイミングでした。ニュースを見れば「都内マンションはバブル以来の高値」、SNSを見れば「今買うのは危険」という声が流れてきます。
「今買ったら、高値掴みになるんじゃないかな」「買った後すぐ価格が落ちたらショックだな」とかなり迷いました。
不動産価格暴落の噂は絶えませんが、インフレと建築資材の高騰もあり少なくとも維持には落ち着きそうです。待つ分家賃もかさむし、欲しい時が買い時だと思いました。
20代で「今買う」と決めた理由──後悔より「後回し」の方が怖かった


不安を抱えながらも、最終的に「今買う」と踏み切った3つの理由です。
家賃がもったいなく感じた


当時住んでいた賃貸の家賃は14万円。住みやすいマンションでしたが、「このお金が積み上がらない」と思うと、もったいなさを感じるようになりました。
10年で約1,680万円、15年で約2,520万円。この金額を払い続けても資産にはならないと考えたとき、「同じ支出でも、将来に残る形にしたい」と考えるようになりました。それが、購入を本気で検討し始めたきっかけです。
20代のうちにローンを組む方が、定年前に完済できる


もうひとつ決断を後押ししたのが、住宅ローンの返済期間です。
20代後半で35年ローンを組むと、完済は60代前半になります。一方でこれがもう少し遅くなると、定年後もローンが残る可能性が高くなります。
「老後にローンが残るのと、定年前に完済できるのとでは、精神的な余裕が違う」と思いました!
「欲しいときが買い時」──高騰が続くなかでの現実的な判断


最後の決め手は、マンション価格の高騰でした。2024年時点でも「高すぎる」と言われていましたが、ここから上がるのか下がるのかを正確に予測するのは難しいと感じました。
実際に、不動産の専門家でも市況を外すことは珍しくありません。将来の価格を前提に判断するよりも、「今の自分たちが納得できるかどうか」を基準に考えるようにしました。
「今買わなかったら、来年は同じ物件がもっと高くなるかもしれない」──そう考えると、見送ること自体にもリスクがあると感じました。
完璧なタイミングはおそらく誰にもわかりません。それなら「欲しいと思えて、実際に買える今」が、自分たちにとって最適なタイミングだと判断しました!
新築・一戸建て・中古…私たちが「中古マンション+リノベ」にたどり着くまで


「今買う」と決めても、最初から中古マンション+リノベが候補だったわけではありません。
夫は戸建て派、妻はマンション派と、最初は意見もバラバラ。都内の新築戸建ても検討しましたが、希望エリアでは1億円前後が当たり前で現実的ではありませんでした。
そんな中で転機になったのが、リノベる。の無料相談です。
中古マンションを選ぶことで物件価格を抑えつつ、内装はリノベーションで新築同様にできると知りました。
その上で、「一生住む前提ではなく、まずは10年住めて、いざとなれば売れる資産として買う」という考え方を知り、夫婦ともに納得。終の住処として選ぼうとしていたから動けなかったと気づき、そこから家探しが一気に進みました。
「一生ここ」と考えると重かったけれど、「10年住める資産」と考えたら、戸建て派の私もすんなり決断できました。
給料や貯金が減った時のリスクも、売れる家を選べば心配いらないとわかり、購入を決断できました!
\ 「売れる家」の選び方がわかると、お金の不安が減ります /


20代でマイホームを持って1年半、買ってよかったと感じる3つのこと


1年半住んだ今、「買ってよかった」と感じる場面の方がずっと多いです。具体的に3つお話しします。
資産価値が落ちなかった──築35年でもマンション価格は上昇


まず驚いたのが資産価値です。
2024年12月に購入した我が家のマンションは、1年半経った現在、周辺の類似物件(同エリア・築30〜40年・70㎡前後)と比較しても、売出価格は上昇傾向にあります。
マンションは、築30年を目処に物件自体の価値が大きく下がりづらい傾向にあります。そして人気エリアでは、地価が上がれば物件価格も連動して上がります◎
もちろんこれは結果論で、相場が下がっていた可能性もあります。
ただ、「売るつもりで買う」を前提に、エリア・築年数・管理状態を絞って選んだことで、少なくとも売却時に大きく損をするリスクは抑えられている状態です。
単なる住居ではなく、「資産として持てている」という安心感は大きなメリットでした。
実際に査定に出した結果を詳しく知りたい方は、【マンションは「売るつもりで買う」が正解?築35年リノベ物件の査定結果を公開】の記事をご覧ください。
\ 資産価値が落ちにくい中古マンションの選び方がわかる /
新築では住めないエリアに、中古なら住むことができた


私たちが購入したのは、都心アクセスの良いエリアにある築35年のマンションです。
同じエリアで新築を検討するとペアローンを組んでも予算オーバーでしたが、中古に絞ることで予算内に収まりました。
立地の優先順位を上げたことで、通勤時間の短縮や生活利便性の高さといった日々の時間的コストを下げられています。
さらに賃貸のように更新や退去の制約がないため、「この環境に住み続けられるかどうか」を他人に左右されない点もにも大きなメリットを感じています。
出産してわかった──広い家を早めに確保しておいてよかった


実際に子どもが生まれてから気づいたのですが、都心アクセスのいいエリアで「3LDK・70㎡以上」の賃貸はそもそも数がかなり少ないです。
あっても家賃は25万円前後。この数年でどんどん上がっていることもあり、気軽に選べる金額ではありません。
もし買わずに賃貸のままだったら、「狭いまま我慢するか、家賃25万円を払うか」の二択で悩んでいたと思います。
その点、先に家を買っていたことで、広さも立地も確保した状態で子育てをスタートできたのは大きかったです。
\ 後悔しない家選びの方法がわかる /
20代のマイホーム購入──私たちが「やってしまった」ことと「やりそうだった」こと
後悔していないとはいえ、完璧だったわけではありません。「やってしまった反省」と「もう一歩で失敗していたかもしれないこと」もあります。
やってしまったこと|諸費用の見落とし──物件価格を下げることになった


私たちは諸費用の大きさを、物件探し直前まで正しく把握できていませんでした。
物件価格とリノベ費用のことばかり考えていて、登記費用・ローン手数料・火災保険料・仲介手数料・不動産取得税などが別途かかることを軽く見ていました。これらをまとめると、物件価格の7〜10%程度も別で必要になります。
例えば5,000万円の物件なら、諸費用は約350万〜500万円ほどが目安です。※これらもローンに組み込めます
この事実をきちんと認識したのは、契約後に資金計画をシミュレーションしたタイミングでした。そこの内訳で諸費用の大きさを知り、「物件価格を少し下げないと予算内に収まらない」と夫婦で気づきました。
これはサービスの問題ではなく、完全に自分たちの認識不足でした。
- 物件価格のおよそ7〜10%が諸費用として別途かかる
- 登記費用・ローン手数料・火災保険・仲介手数料・不動産取得税の概算を早めに把握しておくと安心
やりそうだったこと①|売りづらい物件を、勢いで買うところだった


リノベる。の相談会に行く前、私たちは一般の不動産会社からも物件を紹介されていました。そのなかに、「予算内だから」という理由で、「ここでもいいかも」と気持ちが揺らいだ物件があります。
ただ今振り返ると、その物件は立地や間取りの面で、将来売りづらくなる可能性がある物件でした。(例:駅距離・日当たり・間取りのクセなど)
「資産価値の落ちづらい物件を買う」という視点を知らなければ、そのまま流れで購入していたと思います。



予算内で条件もある程度揃っていたら、「ここでいいかも」と思っちゃうかも…
実際は、「買える」と「売れる」は別物。この違いに気づけたのは大きかったです。
やりそうだったこと②|夫婦の目線が揃わないまま購入に踏み切るところだった


前述の通り、夫は当初「中古マンションに住むイメージがない」「庭付き一軒家が理想」という考えでした。
もし夫婦の目線が揃わないまま購入していたら、どちらかが納得しない状態で住み続けることになっていた可能性があります。
私たちは、リノベるの担当者に手伝ってもらい、「どれだけ条件が揃っているか」ではなく「どんな暮らしをしたいか」から逆算して条件を考えることで、夫婦の目線が揃いました。
購入後の後悔を避けるためにも、事前のすり合わせがとても重要だったと感じています。
戸建て派の僕ですが、子どもが生まれてからは、安全性の高さや、家の中での移動のしやすさなどマンションのメリットも実感しています。
\ リノベーションの事例を見てアイデアを広げよう /
20代マイホーム購入でよくある質問(FAQ)


- 20代でマイホームを買うのは早すぎる?
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年齢よりも、「家族計画の方向性・返済余力・売れる家かどうか」の3つについて、夫婦で納得できているかが重要だと思います。
私たち自身、20代後半で家族のイメージがある程度固まり、無理のない返済額に収まり、将来売れる前提で物件を選べたことで、大きな後悔なく進めることができました。
この3つが揃っていれば、20代でも早すぎることはないと思います。
- 年収の何倍くらいの家を買った?
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具体的な世帯年収やローン総額は非公開にしていますが、物件価格+リノベ費用の総額は、世帯年収の5〜7倍以内に収めることを意識しました。
特に20代共働きでペアローンを組む場合は、育休中の収入減も前提にしておく必要があります。私たちも、「夫の単独収入でもギリギリ払える金額」に抑えることを基準に物件を選びました。

りのおっと

実際20代でまだ年収の伸び代はあるので、数年後の年収を想定して組みました。
- ペアローンで後悔することは考えなかった?
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産休や離婚などのリスクは、正直かなり不安でした。
それでも「売れる家を買う」という前提で選んだことで、最悪の場合でも売却して現金化できる(大きくマイナスにならない)選択肢は持てています。ペアローンを組むなら、「資産価値が落ちづらい物件」かどうかの見極めはセットで考えるべきだと感じています。
妻が産休中の返済や資産の変化については【ペアローン返済中に妻が1年半育休を取った結果】で解説しています。
- 諸費用はどれくらいかかった?
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物件代の6.5%ほどかかりました。一般的には7〜10%ほどかかるケースが多いので、物件価格とは別で準備する前提で考えておくと安心です。
- 頭金は入れた?
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妻の産休前で手元の現金が減るリスクがあったので、一切入れていません。その他の理由や返済中の実体験については、こちらの記事で解説しています。
- 結局、20代でマイホームを買って後悔してる?
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私たちは後悔していません。むしろ毎日の暮らしが快適で、早くに買って良かったと思っています。
年齢よりも大切なのは、「勢いで決めないこと」。売却・返済・夫婦の納得、この3つを前提に判断できているかどうかが大切だと考えています。
\ スケジュール・予算・リノベの流れがわかる! /


まとめ|20代のマイホームで後悔しないための3つのポイント
20代でマイホームを買って後悔しているか?と聞かれたら、私たちの答えは「していない」です。
実際に購入してみて感じたのは、年齢よりも、
- 万が一何かあっても売れる物件を選ぶ
- 夫婦で納得してから決める
- 返済総額(諸費用まで)を把握しておく
この3つを押さえたことで、大きな後悔なく進めることができました。逆に言えば、これが揃っていなければ、20代でも30代でも結果は変わらなかったと思います。
「いつ買うか」よりも、「どう選ぶか」が大切。それが、1年半住んでみた私たちの結論です。
この記事が、マイホーム購入を迷っている方の判断軸になれば幸いです。
\ 「どう選ぶか」が学べる資料を、カンタンに請求できます /






