昨今の住宅価格高騰を受け、築30年以上の築古物件を検討しているものの、「本当に買っていいのか?」不安に思っていませんか?
これまでマンション購入といえば「新築」が当たり前でした。築30年のいわゆる築古マンションには、何かリスクがあるのでは?と躊躇してしまうのも当然です。
この記事を書いている筆者・りの夫婦は、2024年に20代で築35年のマンションを購入しました。同時にフルリノベーションをし、配管や間取りを一新して暮らしています。
私たちも家探しを始めた当初は、同じように不安でした。
入居後約1年半が経過した今、築30年マンションを買って後悔はしていません。ただし、実際に住んでみて
「これは事前にチェックしておくべきだった…」と思う点はありました。
また、買う前に知っておくべき条件があることも分かりました。
この記事では
- 実際に住んで分かった築古マンションの微妙な点・気に入っている点
- 築30年マンションを買うときの絶対条件4選
- 後悔しない築古物件の購入方法
を、実体験ベースでお伝えします。
本記事を読むことで、築古マンションのリアルなリスクとメリット・納得して築古マンションを買う方法がわかります。
- 築30年以上でも「耐震・管理・積立金・戸数」を満たせば後悔しにくい
- 筆者は築35年物件を購入し、現在も資産価値を維持できている
- 後悔しないためには、配管まで交換するフルリノベーションがおすすめ
りの夫婦
- 夫・妻・0歳児の3人家族
- リノベーション会社「リノべる。」で、中古マンション購入+フルリノベ(2024年)
- 都心アクセスの良い新築は高額で断念
- アクセス・管理状態良好な中古物件を選び、快適に生活中
我が家のスペック詳細|リノベーション会社を経由して築35年物件を購入
私たち夫婦は、物件購入とリノベをワンストップで行うリノべる。で、中古マンションを購入しました。
| 物件詳細 | 築35年以上、72㎡、最上階角部屋 |
| 駅 | 複数路線利用可の人気駅 徒歩7分 |
| 耐震基準 | 新耐震基準(1981年以降) |
| 購入時期 | 2024年夏(20代で購入) |
| リノベーション内容 | フルリノベ(配管・間取り含む全面刷新) |
実体験|築35年マンションで「後悔はしていないけれど微妙だったこと」


結果的には「買ってよかった」と感じていますが、実際に暮らしてみると「ここは少し微妙かも…」と気づく点もあります。
後悔というほどではないものの、「意外とこんな部分も気になった」という点をまとめます。
エレベーターなど、共用部に古さを感じる
壁材や床材の質感、エレベーターの内装などには、やはり年季を感じます。綺麗な外観やエントランスが好きな方にとって、テンションが上がる空間ではないかもしれません。
ただし、管理状態が良く清潔に保たれているため、不快感はなし。「古い=汚い」ではないため許容できるポイントです。
エントランスが豪華だとその分管理費も上がっていく傾向があるため、「必要以上に華美でなくて良い」という考え方に変わりました。
ベランダが狭い
古い物件あるあるですが、ベランダはやや狭め(奥行き約100センチ)。布団を干すときは、壁に当たらないよう少し工夫が必要になります。
とはいえ、洗濯は基本的に乾燥機を使うので、毎日不便を感じるわけではありません。
元々はベランダに対してこだわりがなかったのでスルーしていましたが、入居後に意外と気になったポイントでした。
もし「ベランダの広さにこだわる」方は必ず現地でチェックをしてください。
築年数が経っていても、広いバルコニーの物件もたくさんあります!
管理費・修繕積立金はやや高め
管理費+修繕積立金で、約35,000円/月。数字だけ見ると高く感じますが、リノベ会社曰く、「築古×中規模マンションでは平均的」とのことです。
購入前からこの金額を把握していたため後悔はありませんが、毎月の固定費としてかかるもの、と想定した上で物件を決めるのが安心です。
新築を買っても築年数が経てば上がっていきます。ランニングコストは侮れないので要チェックです。
実体験|築35年マンションの「気に入っていること」


設備・住み心地は快適
配管から全て取り替えたため、水道やお風呂などの水回りや、その他電気なども全く問題なく使えています。
リノベーションにより、間取りを最適化できた
間取りから全て変更をしたため、
- 理想通りの広いリビングダイニング
- 個室の大きさは最低限に
- ウォークインクローゼット
など、要望を全て叶えることができました。
注文住宅のように、コンセントの位置を自分たちで決められるのも嬉しかったです!
管理体制がしっかりしていた
購入前に確認していた部分ですが、入居後も安心できる物件でした。
- 修繕積立金がしっかり貯まっている
- 滞納金・滞納履歴がゼロ(=住民の民度が高い)
立地・エリアの満足度が高い
我が家は古いですが、立地はとても良いと自負しています。新築だと高額すぎて買えないようなエリアに住めているのは築古を選んだからこそです。
おかげで、通勤時間を1/3に短縮できたり、買い物や病院に行くのがラクになったりなど、生活の満足度がグッと上がりました。
資産価値が落ちていない
直近で、複数の不動産会社に査定を依頼しました。
- A社:一般的な不動産会社(リノベの有無は伝えず) → 購入時の物件価格より約+1,000万円
- B社:リノベ内容を考慮した写真査定 → 購入時の物件+リノベ費用の総額より約+1,000万円
という結果でした。
つまり、リノベ費用を含めても、ほぼ買った時と同じか、それ以上で売れる水準ということです。
築30年以上の物件は、すでに価格が底値に近いため、大きく値崩れしにくい傾向があります。今回の査定は、まさにその恩恵を受けていると感じます。
もちろん相場の影響もありますが、「いざという時に売れる」という安心感があるのは大きなメリットです。
売りたいときに売れるように、立地を一番重視しました!
…ここまで「微妙だった点」と「良かった点」の両方を正直に書いてきました。
振り返ってみると、私たちが後悔しなかった最大の理由は、物件選びで「ある条件」を外さなかったことにあります。
これから紹介する4つは、築30年以上のマンションを買うなら最低限チェックしてほしいポイントです。
必ずチェック!後悔しない築30年マンションの絶対条件4選
築30年マンションの後悔の多くは 「物件選びのミス」に集約されます。 逆に言えば、以下の4条件を満たす物件なら 築年数が経っていても後悔しにくいと言えます。
- 新耐震基準適合(1981年以降)
- 管理会社委託(自主管理NG)
- 修繕積立金が適切に貯まっている
- 総戸数30戸以上



この4つは要チェック!
条件1:新耐震基準適合(1981年6月以降)
- 震度6強〜7で倒壊リスクがある。
- 旧耐震だと住宅ローンが通りにくく、将来売るときに買い手がつきにくい。
- 耐震補強を行う際、修繕費の一時金がかかることがある。
物件資料の「建築確認日」が1981年6月以降であればOK。
条件2:管理会社委託(自主管理ではない)
自主管理とは、管理会社に委託せず、清掃・会計・修繕・トラブル対応などを住民自身で行う管理形態です。
- お金の管理がずさんになりやすい。
- 大規模修繕等でも、トラブルが重なり失敗しやすい。
- 不人気条件のため、将来売りづらい。
物件資料または管理組合への問い合わせで確認可能。
条件3:修繕積立金が適切に貯まっている
1回分の大規模修繕(1戸あたり100〜150万円程度)の修繕積立金が貯まっているかを一つの目安としてチェックすると安心です。
- 積立金が不足していると、大規模修繕時に追加徴収が発生する。
- 滞納者が複数いる場合、住民の管理意識や民度に不安が残る。
内見の際に重要事項調査報告書で確認確認可能。
担当の不動産会社に取り寄せてもらいましょう!
条件4:総戸数30戸以上
なぜ重要か
- 戸数が少ないと、一戸あたりの修繕費の負担が重くなる。
- 市場での需要が限られ売却しにくい。
物件チラシの「総戸数」欄で確認可能。
30戸未満は、将来的に修繕費が増える可能性が高く、可能であれば避けたい条件です。
【補足】「駅距離」「エリア」は人による
駅徒歩10分以内、都心アクセスの良さなども重要ではありますが、これらは
- 予算
- 通勤先の場所、実家との距離
- 将来の売却を想定するか
によって優先度が変わります。
ここまで紹介した4条件は「誰にとっても共通のNG条件」。エリア・駅距離は「便利・近いに越したことはないが、自分たちの価値観で決める条件」として分けて考えることをおすすめします。
筆者の物件はどうだったか
筆者の物件は、全て当てはまっていました。
私たちはこの4条件を必須で探しました!意外と何件も当てはまったので、物件候補探しには困りませんでした◎
| 条件 | 筆者の物件 |
|---|---|
| 新耐震基準 | ◯ |
| 管理会社委託 | ◯ 委託管理 |
| 修繕積立金 | ◯ 過去滞納履歴ゼロ、1戸あたり100万円以上貯まっている |
| 総戸数30戸以上 | ◯ |
築30年マンションで一番後悔しやすいのは、設備リスク



選んで良い築古物件の条件が分かってきた!ここまでのポイントを押さえれば、安心して買えるかな?
ここまで紹介した4つは、「買って後悔しないための土台条件」です。
しかし実は、これらをすべて満たしていても、多くの人が後悔しがちなポイントがあります。
それが「設備・配管」です。
具体的には、
- 給排水管の老朽化による水漏れ
- 電気配線の劣化
- お風呂・キッチンの故障
- 配管更新に伴う高額工事
リフォーム済み物件の場合、「配管まで全て交換されているか」が重要です。ですが、これらを現場や物件情報を見て判断するのは難しいのです。
リフォーム済みでも、配管が交換されているかは分からない
広告に『給排水管交換』と書かれていないリフォーム・リノベ済み物件では、配管はそのままというケースが多いと言われています。(参考:Yahoo!不動産)
多くの再販リノベでは、費用と工期を抑えるために内装だけを新しくして配管は手をつけないことが少なくありません。そのため、「リノベ済み=安心」とは限らないのです。



それは怖い…素人に判断できるのかな?
素人判断は難しいケースが多いです。実際、私たちも購入前はここが一番不安でした。
だからこそ、購入時にフルリノベーションを前提にし、配管・設備まで一新する選択をしました。結果的に、入居後の大きな出費やトラブルはありません。
築古マンションで後悔しないために、自分たちで設備をリセットすることが大きな安心感につながりました。
築古マンションへの不安は「リノベーション」で解消しよう


築古物件は、周辺の新築相場の2/3〜半額で購入できることもあり、選び方次第では非常にお得な選択肢です。
とはいえ、多くの方が悩むのは
- 設備や配管が古く、入居後に大きな出費が出ないか不安
- 内装や間取りが完全な好みではない
といった点ではないでしょうか。



やっぱり築古は心配…
そんな時は、リノベーションが強い味方になります。メリットは以下の通りです。
- 配管や給排水設備をすべて新しくできる
- 間取りを自由に変更して自分好みのレイアウトにできる
- 内装を新築同様にできる





こんなおしゃれで新築みたいな家に住めるの!!
築古物件は「リノベと物件選びのプロ」に任せるのが安心
リノベ前提と行っても、築古物件の良し悪しは個人で判断するのが難しい部分があります。
リノベでは変えられない部分の劣化や、マンションの管理状態など、購入判断に迷うことも少なくありません。
そこで、物件選びからリノベまでワンストップでサポートしてくれるリノベ会社に相談すると安心です。
物件の健康状態をプロの目でチェックしてもらえるので、入居後の想定外リスクも減らせます。



プロの目線で買っていいかダメか、判断してもらえるのはありがたい!
\ リノベすると決まっていなくてもOK /
リノベーション会社と物件選びをする4つのメリット


予算オーバーの心配が少ない
物件購入費用とリノベ費用をトータルで考えられるので、「思ったよりお金がかかった…」を防げます。
買っていい物件か否か、プロが判断してくれる
内見に同行してもらい、マンション購入時のチェックポイントをプロが確認。
特に、配管や管理状態など、個人では見落としやすいリスクも評価してもらえます。
手間な事務手続き周りを、まとめて任せられる
ローン周りやスケジュール管理をリノベ会社に任せられるので、安心して購入からリノベまで進められます。
物件購入+リノベをするなら「リノベる。」がおすすめ


私たちは、ワンストップリノベーション会社の「リノべる。」を通じてマンション購入とリノベーションをしました。
リノベるには「物件探し」に特化した担当がいます。
私たちが重視していた「資産性を維持できる物件選び」を全面的にサポートしてくれました。
- 希望の条件や暮らしに合った物件のピックアップ
- 内見に同行し、一緒に現地のチェック
- 長期修繕計画や重要事項調査報告書等の資料の確認&アドバイス
リノベるが保有している物件ではないため、無理に購入を勧められることもありません。
良い点・悪い点を客観的に伝えてくれるので、焦らず納得した上で選べるのが大きな魅力です。


実際にどんな物件が買えるのか?どんな内装や間取りになるのか?を知りたい方は、リノベるの資料をダウンロードしてチェックしてみてください。
\ 施工費や物件価格も掲載中 /
ポイントを押さえて、賢くマンションを買おう
築30年という古さに躊躇して購入を迷っている人もいるかもしれません。ただ、後悔しやすいポイントを把握した上で購入すれば、築古マンションの購入はとても合理的な選択肢です。
「そのまま住むのはちょっと…」「自分で良い物件を選べる自信がない…」という人は、リノベーションを視野に入れてみるのもおすすめです。
新築の半額ほどの価格で、理想の住まいを手に入れましょう!
\ 家を買うと決まっていなくてもOK /
リノベや「リノベる。」について、「ここが不安」「実際どうだった?」などあれば、下部のコメント欄から気軽に聞いてください。
私たちの実体験ベースで、必ずお返事します。※匿名OK/営業なし







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