「リノベーション会社で買える中古物件ってどんな感じ?」
「リノベるは物件選びもちゃんとサポートしてくれるの?」
そんな疑問を持つ方も多いと思います。
リノベーションと物件探しの両方を行う「リノベる」のような会社で中古物件を買うのは、実態が見えにくく不安ですよね。
2024年、筆者はリノべるを通じて中古マンションを購入し、リノベーションを行いました。
この記事では、その中でも「中古マンション購入」に焦点を当てて体験談を紹介します。
- どんな流れで物件が見つかった?
- リノベるのサポートはどうだった?
- 最終的に選んだ物件のスペックは?
- 住宅ローン控除は使えた?
など、リアルな情報と、物件選びのプロセスをまとめました。
この記事を読むことで、リノベるでの物件購入の流れや、リノベるで買える物件の具体例がわかります。
りの夫婦
- 夫・妻・0歳児の3人家族
- リノべる。で中古マンション購入+フルリノベ(2024年)
- 都心アクセスの良い新築は高額で断念
- アクセス・管理状態良好な中古物件を選び、快適に生活中
\ 施工費や物件代が載っている実例もあり /
※本記事の情報は執筆時点の体験に基づくものです。サービス内容や対応は変更になる可能性があります。
リノべる。に決めた理由は「物件探しの進め方に共感したから」

リノべる。株式会社(本社:東京)
家探しからリノベーションまで一括で対応する「ワンストップリノベ」を展開。2024年度には国内シェアNo.1※を獲得。
私たちは、以下の流れでリノベーションを進めることにし、依頼先を『リノベる。』に決めました。
- 都内の新築マンションは予算オーバーで断念。中古を検討し始める。
- 中古リノベという選択肢を知り、リノべるの個別相談会に参加。
- 担当者の誠実な対応と豊富な知識、そして「理想の暮らしから逆算する」という、リノベるならではの物件の探し方に納得し契約!
「立地が良い物件が安価で手に入る」といった、中古ならではのメリットも決め手でした!
「一般的に良い条件」ではなく「自分たちの理想の暮らしを叶える条件」を整理してから物件を選びます。
皆が良いという条件が自分たちに必須とは限りません。
限られた予算の中で何を優先すべきかを整理することで、効率的に物件が選べるのです。
詳細は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
リノベる。式|物件探し3ステップ


私たちの場合は以下のように進みました。
- 暮らしのコンセプト決め
- 内覧する物件を選ぶ
- 内覧&申込 → リノベ打ち合わせへ
リノべるでの物件探しは、「物件担当者」という専任スタッフがつきます。
エリアごとの知見、中古物件やリノベーションに関する知識が豊富で、非常に頼りになる存在です。
リノべる自体が物件を販売するわけではなく、不動産仲介会社と連携して購入をサポートしてくれます。そのため、中立的な立場からアドバイスをもらえます。
ここからは、実際の進め方をお伝えします。
ステップ1:暮らしのコンセプトを決める


物件を選ぶ前に、リノべるは顧客の「暮らしのコンセプト(叶えたい暮らしのイメージ)」を作成してくれます。
コンセプトを明確にすることで、内覧中に軸をブラさずに物件選定ができたり、リノベの間取りや予算のメリハリの付け方が決まります。
私たちのコンセプトを一部ご紹介します。
日々に余白と、つながりを
| サブコンセプト | キーワード | 実際の条件 |
|---|---|---|
| 時間と空間のゆとり | 1人時間も2人時間も楽しむ、時間に余裕のある生活を送る | 広いリビング、お互いの個室、家事ラク動線 |
| ちょうどいい距離感 | 家族や友人と気軽に会える、趣味を楽しむ | お互いの実家や趣味スポットにアクセスしやすい立地 |
| 未来の選択肢を増やす | 家族構成の変化、住み替えの可能性 | 資産性の高い物件(人気エリア・駅近・管理体制◎) |
コンセプトが決まるとおのずと必要・不要な条件も決まるので、効率的に物件選びができます◎
ステップ2:内覧する物件を選ぶ


コンセプトを元に物件担当者がピックアップしてくれた約100件の物件を、夫婦で仕分けします。
私たちは「あり/なし/保留」に分類し、さらにトーナメント。最終的に、内覧したい数件を決めました。
リノベるにお願いして良かった点は、以下の通りです。
- 最初から“リノベ可能”な物件のみを提示してもらえる
物件選びに失敗する確率がグッと減って効率的。
- 急かされず、自分たちのペースで選べる
都内近郊の中古物件は争奪戦。ピックアップした物件が買えるか(残っているか)は別でも、少なくとも選択肢がたくさんあり、落ち着いて選べることが嬉しかった。
- 担当者の豊富なアドバイスがもらえる
物件を見るポイントや、馴染みがないエリアでも安心して選べるよう情報をくれる。
物件担当者の的確なアドバイスをもらいながら、楽しく選定できました。
ステップ3:内覧&申込


内覧したのは計4件|物件を押し売りされないシステム
最終的に、計4件の物件を内覧しました。内覧は、私たち+物件担当者+仲介会社の方の、計4名です。
リノべるは物件を保有していないため、無理に購入を勧められることはありません。
良い点と悪い点を客観的な立場で意見してくれるので、焦らず安心して選ぶことができます。
「変な物件を押し売りされたらどうしよう」と思っていましたが、リノベるはそういったことが起こらないシステムで安心でした。
また、中古物件で見るべきポイントも、詳細に教えてくれます。
担当者が常に「奥さま(旦那さま)はどう思いますか?」と、どちらか一方に偏らないヒアリングをしてくれたこと。
一方的に進めることなく夫婦ともに納得できるかを大事にしてくれたことで、信頼感が高まりました。
「夫が気に入ってるけど私は…」みたいなときも、丁寧に意見を聞いてくれて助かりました。
リノベる。で紹介される物件のリアル
4件中2件は「ぜひ申し込みたい」と思うレベルでした。
展望、閑静さなど物件ごとに魅力が異なり、実際に訪れてみないと分からない点は多いと感じました。
ここで、「物件チラシで良いと思ったが、実際に訪れたらイメージと違った物件例」をご紹介します。
申し込みを見送った物件例
- 向かいの家との距離が近く、カーテンを開けっぱなしにしづらそうだった。
- 部屋に明かりが入りづらく、暗かった。
- ゴミ捨て場が外にあり屋根がなかった。ダメではないが雨の日に出しづらいので、選べるなら室内が良いと思った。
どれも悪くはありませんでしたが、価格が特別に安いわけでもないので、無理に選ぶ理由はありませんでした。
マンション住人の雰囲気や、ゴミ捨て場の状態など、判断材料が多いのは中古物件のメリットでもあります。
とはいえ、「即決したい」と思える良い物件があり嬉しかったです。リノべるでないと出会えなかったと思います。
契約したマンションは「リノベ前提」じゃないと買えなかったボロ物件


最終的に、第一候補の物件を無事契約することができました。契約した物件のスペックは以下の通りです。
- 人気駅徒歩7分
- 都心アクセス良好
- 最上階角部屋(眺望◎・日当たり◎)
- 築35年だが管理状態良好
私たちのコンセプトを満たした物件でした!
実はその後、7〜8組の内覧希望が入っていたほどの人気物件。すぐに動けたのは、物件担当&仲介担当の迅速な対応のおかげです。
すぐ住める程度に綺麗な内装だったら、そもそも予算オーバーだった可能性も…笑
\リノベるで買える物件例も掲載! /
リノべる。を通して良かったこと3選
プロと一緒に内覧できるため、失敗しづらい安心感がある
素人では判断しづらい「壊せない壁」「管理状態」などもその場でチェックしてもらえます。
また、古びた内装だと、印象がそこに引っ張られがちに。
物件担当者から「内装や配管はリノベで変えられるので、変えられない眺望や日当たりをチェックしてくださいね」とアドバイスをもらうことで、冷静な判断ができました。
予算の上振れリスクが低い
物件+リノベのトータルの資金計画を立てた状態で物件を選びます。
そのため、物件選びをミスって思わぬ出費発生!といったことを防げます。
「 暮らしのコンセプト」に沿って選ぶので、物件の判断軸がある
「理想の暮らしが叶う条件を満たしているか」を内覧時にチェックします。感覚ではなく明確な軸を持って選ぶので、「やっぱりこの家じゃなかった」と後悔する可能性が下がります。
また、何件も見ているけど決まらない!といった、物件探し迷子になるリスクも減ります。
リノべる。で物件購入するデメリット1選
記事にする以上デメリットも探してみたのですが…正直、あまり思い当たりませんでした。汗



本当に?
私たちの場合は、運よく物件契約まで比較的スムーズに進み、リノベるの担当者も非常に良い方でした。
仲介会社の方も非常に頼れて、ローン周りや契約関連の事務処理等もスムーズに行ってくれました。
そのため、これといったデメリットは思い浮かばず…
…強いて言えば!
暮らしのコンセプト作りが必須ステップであること
先述の通り、リノベるには「自分の理想の暮らしを言語化する」プロセスがあります。
このプロセスが魅力でもありますが、逆に「サクッと条件だけで探したい人」にとっては回り道に感じるかもしれません。
条件がすでに明確な場合は、コンセプト作成を省略できるかどうか、一度相談会で聞いてみるのがおすすめです。
\ リノベすると決まっていなくてもOK! /
よくある質問
- 全体でどのくらいの期間かかるの?
-
私たちの場合、全体で約2.5ヶ月かかりました。
内覧物件の決定から内覧、申込までは数日間とスピーディーに進みました。住宅ローン手続きの関係上、契約の決定から物件引き渡しまでは約1ヶ月ほどかかりました。

りのおっと

中古物件は早い者勝ち!良い物件が見つかった場合は、素早く意思決定することが大切です。
- 資金計画はどのようにするの?
-
まずFP(ファイナンシャルプランナー)に相談したうえで、リノベるの物件担当者と具体的な資金計画を立てました。
FPには「私たちに合うローンの金額はいくらか」を詳しく試算してもらい、ライフプラン上でも無理のない金額が分かりました。
その後、リノベるでは資金計画のシミュレーションを作成してくれました。
物件費用とリノベ費用の割合や、管理費・修繕積立金を想定。毎月の返済額から逆算して「物件価格の適正値」を判断しました。
全体を通して、非常に手厚いサポートがありました。
- 住宅ローンのサポートはあるの?
-
しっかりサポートがあります。
金融機関選定では、5社ほどの比較表を作成してもらい、金利や団信(団体信用生命保険)の内容を詳細かつ分かりやすく比較できました。
手続きや事前審査などの作業も代行してもらえたため、私たちは指示に沿って進めるだけでスムーズに手続きが完了しました。
- リノベーションも住宅ローンを組めるの?住宅ローン控除は使える?
-
リノベーション費用も、物件購入費とあわせて「一体型ローン」で借り入れることができます。
そのため、リノベ費用も住宅ローンの対象となります。
また、一定の条件を満たせば住宅ローン控除の適用も可能です。(私たちも実際に控除を受けています。)
※適応条件の詳細はこちら
- ぶっちゃけ、頭金は入れた?
-
入れていません!笑 フルローンです!
- 買った物件、住み心地はどう?
-
約1年ほど住んでいますが、とても住みやすいです。
駅や都心へのアクセスが良く、周辺施設も充実しているため、日常生活にストレスを感じません。
住民の方の民度も高く、マンション内はいつも綺麗で快適です。
オートロックや宅配ボックスはないものの、最上階で同じ階の部屋数も少なく、プライベート感は十分。気になりません。

りのつま

通り沿いの立地で、子ども向け施設が近くにあり親の目も多く、防犯面でも安心だと思います。
物件選びにこだわりたい人はリノベる。がおすすめ
リノべるを通じて、結果的にとても良い物件に出会えました。
私たちは「こだわりのリノベをしたい」というよりも、「都心アクセスが良く、管理状態の良い物件が欲しい」という気持ちが強かったです。
条件をしっかりクリアした物件に出会えたのは、リノべるのサポートのおかげです。
リノべるは「人」がとても良く、物件購入の一連の過程でストレスを感じることがありませんでした。
新築一択だと思っていた私たちが、最終的に「中古リノベでよかった!」と心から思えたのも、リノべるを利用したからこそです。
- 内装だけではなく“物件選び”も重視したい
- 家選びの軸が定まっていない
- 物件選びから伴走してほしい
そんな人に、リノべるは特におすすめです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
\ リノベーションすることが決まっていなくてもOK/









コメント