「70平米って、子どもが生まれたら手狭にならない?」
「70平米で後悔している人って、実際いるの?」
「もっと広い家を買えばよかったと思わない?」
マンションを探していると、70平米前後の物件によく出会いますよね。でも「本当に足りるの?」「後で狭く感じて後悔しない?」という不安があって、なかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
この記事を書いているりの夫婦は、2024年にリノべる。を使って築35年・72㎡の中古マンションをフルリノベーションして入居しました。現在は夫婦+1歳の子ども1人の3人家族。将来的にはもう1人子どもが欲しいと思っています。
私たちも実家より狭い家を買うことに不安を抱えていました。ただ結論から言うと、1年半住んだ今、細かな後悔はあるものの「買わなければよかった」と思うことはありません。
ただし「70平米が十分な広さだったから」ではありません。間取りを自分たちの暮らしに合わせてゼロから設計できた、という点がとても大きいと感じています。
この記事では、私たちの実体験をもとに、
- 70平米ならではの後悔ポイント3つ
- それでも後悔していない理由3選
- 2人目問題への現時点での正直な回答
をお伝えします。
- 70平米は、現代の新築マンション平均(約66㎡)より広い
- 「狭くて後悔」がない最大の理由は、間取りをゼロから自分たちに合わせて設計できたから
- LDKを約16.3畳(約29.45㎡)と広めに設計、ウォークインクローゼット(約2.2畳)と収納も充実
- プチ後悔あり:ワークスペースにカーテンレールを付け忘れた
- 2人目が生まれたら、ワークスペースを仕切って3LDK相当にするor2段ベットを導入予定
りの夫婦
- 夫・妻・1歳児の3人家族(2025年1月出産)
- 2024年にリノべる。で築35年・72㎡をフルリノベーション。入居後1年半が経過
- 東京駅から約15分の立地・70平米台マンションの実体験を発信中
- 将来的にもう1人子どもを希望中(2人目になっても大丈夫?を検証中)
\ 70平米を最大限に活かす間取りが学べる/
70平米を選んだ理由|予算的にそれ以上広い家を買えなかったから

私たちが70平米を選んだのは、シンプルな理由です。
「都心アクセスの良い立地・70平米程度・中古マンション」という条件が、予算的にギリギリ叶えられるラインだったからです。住みたいエリアの新築マンションを調べ始めると、80平米前後のファミリータイプの物件はそもそも数が少なく、あっても予算オーバーでした。
都内のマンションが高くて予算内で希望のエリアが見つからない…という方は、【2026年最新】都内マンション高すぎて買えない人へ|普通のサラリーマン夫婦が東京駅15分の家を半額で買った方法もあわせてご覧ください。
とはいえ、首都圏の新築マンション平均専有面積は2022〜2023年で約66㎡。2014年頃は約71㎡あったことを考えると、新築はどんどん小さくなっているのが現状です。(不動産経済研究所調べ) むしろ70平米でも十分な広さを確保できたほうなのかもしれません。
家欲しいさん家がどんどん狭くなっている…泣
私たちは「最低70平米はほしい」と思っていました。加えて立地や価格面も考えると、リノベ前提での中古物件がベストだとわかりました。
中古リノベを選んだことで、立地・広さ・内装の自由度、3つを同時に手に入れることができました。「消去法で選んだ」とも言えますが、物件価格が高騰している今、ベストな選択肢だったと思います。
\ 予算内でどんな物件が買えるか確認できる/
70平米マンション、正直な妥協・後悔ポイント3選
入居から1年半が経ちました。「70平米(72平米)に住んでどうだった?」と振り返って、妥協・後悔した点は以下の3つです。

① 各個室が3.9畳とコンパクト

リビングを最大限広くとった都合上、個室(2部屋)はそれぞれ3.9畳とかなりコンパクトです。
80平米あったら、もっとゆとりのある個室にできたなと感じています。
部屋をこれ以上狭くしたくないので、無駄な買い物が減りました笑
② 土間(玄関収納)を作る余裕がなかった

リノベ当時、私たちは土間の重要性にピンときていなかったことと、とにかくリビングを広くしたくて、土間を広く取ることはしませんでした。
しかし子どもが生まれてから後悔しています。ベビーカー・外遊びグッズ・汚れた靴・カバン・上着…玄関に置きたいものがどんどん増えるんです。
以下はリノベるのショールームです。これだけ物が置ける土間があったら便利だったなと思います。

家欲しいさん子供の自転車も置けそう!
ただ正直、リビングを狭くしてまで土間を広くしたかったかというと…そこまでの気持ちはなく。これ以上予算を上げて広くしてまで土間が欲しかったわけではない、というのが正直なところです。
③ 将来個室を増やすための仕込みをし忘れた

これは「70平米だから」というよりリノベ計画の反省点なのですが、書いておきます。
リノベをする時点で、ワークスペースにカーテンレールを設置しておけばよかったという点です。
将来、ワークスペースを仕切って子ども部屋にすることを想定していたのに、リノベ工事のタイミングで対策を入れ忘れました。後付けでも対応できますが、「設計段階でやっておけばよかった」という反省です。
リノベ時点はそこまで深く考えていませんでした。でも「壁を作れば個室にできる」という安心感はあるので、前向きに考えています!
リノベ全体での後悔ポイントについては、【実体験】中古マンションリノベーションの後悔3選|アラサー夫婦の1700万円台リノベでも詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
\ 70平米を最大限に活かす間取りが学べる/
それでも後悔していない理由3選
入居から1年半が経ちました。「70平米(72平米)に住んでどうだった?」と振り返ると、現時点では十分広いと感じています。50平米台だった賃貸時代より、掃除が大変なことがネックなほどです。笑
家欲しいさん広いとその分、掃除をする場所も物も増える!
子供が1人でまだ小さいという理由が大きいですが、後悔していない理由は以下の3点です。
① 間取りをゼロから自分たちの暮らしに合わせて設計できた

私たちがリノベに大きな後悔がないのは、「普段どこで過ごす時間が長いか」をリノベ会社の方に徹底的にヒアリングしてもらい、言語化できたからです。
特に妻の場合、賃貸時代に個室がなくても困らなかったタイプ。在宅ワーク中も休日もずっとリビングにいる、というスタイルだったので、「個室を充実させるより、リビングを広くしたい」という結論になりました。
その結果生まれたのが、LDK約16.3畳(約29.45㎡)という現在の間取りです。ダイニングテーブルを広めに置いても余裕があって、子どもが自由に動き回れるスペースがある。キッチンからリビング全体を見渡せるので、料理しながら子どもの様子を確認できます。
「個室に行くのは寝るときだけだから、最低限の広さでOK」と、自分の中で答えが出ていたのがよかったです。
一般的な新築マンションでは間取りが固定されていることがほとんど。「リビングをもっと広くしたい」という要望には叶えづらいですよね。
中古リノベだからこそ自分たちの暮らし方に合わせた間取りを作れて、後悔しないことに繋がったと考えています。
② 個室の広さより、リビングの広さを優先した

子どもがいると「子ども部屋は何畳必要?」という話になりがちですよね。私たちも購入前は気にしていました。
ひとつ考え方が変わったきっかけがあります。「小学生の約8割がリビングで勉強している」というデータを知ったことです。(積水ハウスの調査によるもの)
私たち夫婦も学生時代、リビングや図書館で勉強していて子供部屋では寝るだけだったのです笑
家欲しいさん子ども部屋ちゃんと作らなきゃって思ってたけど、実はリビングの広さの方が大事なのかな?
「だからリビングが広い方がいい」と言い切るわけではありません。ただ、直ぐには使わない個室の広さより、みんなが長時間過ごすリビングの広さの方が家族の充実度に直結するかも?、という発想になってから、70平米への不安がだいぶ和らいだのは事実です。
うちのスタンスは「子ども部屋は寝られればOK」としました。まずは限られた広さの中で、共用スペースを充実させることを優先しました。
③ 収納をしっかり設計した

「部屋が狭く感じる」原因のひとつに、物があふれている・収納が足りないことがあると思います。我が家はリノベで収納もしっかり設計してもらったことで、LDKがごちゃつくことがほぼありません。
肝心のウォークインはごちゃついているのでちゃんと整理します!笑
具体的に設計した収納はこちらです。
- WIC(ウォークインクローゼット):約4.06㎡(約2.2畳)
- 押し入れ
- ランドリー収納
- キッチン収納
- ワークスペース(約4〜4.5畳)兼物置き
収納に関してはほとんど要望していなかったのですが、リノベのプロであるデザイナーさんがたっぷり作ってくれました。
衣類・季節もの・子どもグッズがすべてしまえるので、LDKに物があふれない。広さを感じるかどうかは床面積だけでなく、収納の設計次第でかなり変わると実感しています。
\ 自分たちの暮らしに合った間取りを知りたい方へ/
2人目が生まれたら手狭にならない? 現時点での正直な答え

「将来子どもが2人になったとき、72平米・2LDK+ワークスペースで足りるの?」という疑問は、私たち自身もまだ完全に答えが出ていないところです。
一般的に、子供部屋を作るタイミングは10歳以降が多いと言われています。
もし今の家に住み続けている場合、今のところはこんなイメージをしています。
- 1人目:妻の寝室を子ども用に使用。妻と夫は同じ寝室に(現在は別)。
- 2人目:同性なら❶の寝室を子ども2人で使用。もしくはワークスペース(約4〜4.5畳)に仕切りを作って3LDK相当に変更。
- それでも足りなくなったら:再リノベ。リビングの一部を個室にしたり、ワークスペース部分に壁を作る。それでもダメそうなら最悪売って戸建てに引っ越す。
「再リノベすればいいか」という発想は、一度リノベを経験したことで生まれました。「間取りはいくらでも変えられる」という実感があると、将来への不安がだいぶ和らぎます。
引っ越すよりずっと費用を抑えて解決できるので、手狭になっても必ずしも詰みじゃない、というのが今の気持ちです。
実は物件購入当初は「10年だけ住むつもり」で今の間取りにしたのです。住んでみたらすごく住みやすいエリアと家で、永住の可能性もあるなと思い始めました。
\ 中古リノベの基礎が分かる/
「70平米で後悔しないか不安」な方へ、私たちが考えること
「何畳あれば安心」より「自分たちの暮らし方に合っているか」が大切
「70平米で足りる?」という問いへの答えは、実際のところ「その家族の暮らし方次第」だと思います。
LDKを広くしたのが私たちには合っていましたが、個室にこもりたいタイプの方であれば、個室優先の間取りの方が幸福度が高いかもしれません。
「70平米って狭いかも…」という漠然とした不安を持ったまま買うと、後から後悔しやすいかもしれません。
面積の数字で考えるより、「自分たちはどこで過ごす時間が長いか」「子どもにどんな環境を作りたいか」を先に考えてから間取りに落とし込む——その順番の方が、住んだ後の満足度につながると考えています。
私たちも当初は「○LDK・○畳」という条件が先行していましたが、「普段どこで何をしているかorしたいか」から考えると、間取りが早く決まりました。
予算内で広さ・立地・間取りを同時に叶えたいなら、中古リノベは選択肢になる

新築だと間取りが固定されていることが多く、「もっとLDKを広くしたい」「収納をここに増やしたい」という要望には応えにくいです。中古リノベであれば、立地・広さで物件を選んで、間取りは自分たちで設計できます。
「広さも立地も間取りも全部こだわりたいけど予算に限りがある」という方には、中古リノベが合っているかもしれません。私たちは、3つを同時に手に入れられた感覚があります。
私たちの中古リノベ体験の全体像(物件選び・資金計画・スケジュール・入居後)を一気に知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

\ 買っていい物件・ダメな物件が分かる/
まとめ|現段階では、70平米は十分に感じている
この記事では、築35年・72㎡の中古マンションをフルリノベして1年半住んだ私たちの体験をお伝えしました。
- 70平米は現代の新築マンション平均(約66㎡)より広い
- 後悔していない最大の理由は、自分たちの暮らしに合った間取りを設計できたから
- LDK約16.3畳(約29.45㎡)・WIC(約2.2畳)・収納充実で「物があふれない」暮らしを実現
- プチ後悔:ワークスペースにカーテンレールを付け忘れた→設計段階で将来を想定することが大切
- 2人目が生まれても再リノベという選択肢があるので過度に心配していない
実際のところ、後悔ポイントはいくつかあります。でも「70平米を選んだこと」そのものは後悔していません。間取りと収納の設計を工夫することで、面積以上の満足感が得られます。
「70平米は狭い」という先入観より、「自分たちの暮らし方に合った間取りにできるか」で考える方が、住んだあとの満足度につながると実感しています。
家欲しいさん中古リノベ、アリかも!
少しでも参考になれば嬉しいです。質問があれば下にあるコメント欄でお気軽に聞いてください!
\ 自分たちの予算でどんな物件が買えるか分かる/
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
※本記事の情報は執筆時点の体験に基づくものです。サービス内容や対応は変更になる可能性があります。





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